亀岡・南丹の“霧”が家に与える影響とは
亀岡市や南丹市では、
秋冬を中心に深い霧が発生しやすく、
朝方に一面が白く包まれる光景は、この地域ならではの魅力です。
ただ、その静かな風景の裏側で、家は想像以上に湿気の影響を受けています。
ここでは、霧が多い地域で暮らす方に知っておいてほしいポイントを、
季節と絡めてまとめました。

◇霧が外壁・屋根に与える主な影響◇
①外壁が湿気を含みやすく、汚れ・苔が残りやすい
霧は細かい水滴が長く付着するため、普段より外壁が湿った状態が続きます。
その結果、汚れが残りやすく、北側など日当たりの弱い場所では苔が出やすくなります。

②屋根の乾燥時間が長くなり、劣化が早まることも
朝晩に霧が濃い日は、屋根が濡れたまま乾きにくくなります。
わずかなひびや金属部分のサビは、この季節に進みやすくなるため、注意が必要です。

③樋の詰まり・カーポートの汚れが増える
霧と一緒に舞う細かな汚れが付着しやすく、
●樋(とい)の流れが悪くなる
●カーポート屋根がくもったように汚れる
といったトラブルにつながります。

◇霧の季節にやっておきたい家のメンテナンス◇

1.外壁の表面チェック
●苔や汚れが目立つ場所がないか
●触って粉がつくチョーキングの有無
など、軽いセルフチェックだけでも十分役立ちます。
2.屋根は見えない劣化が出やすい季節
霧の時期は、
屋根材が乾きにくい → 劣化が早まりやすい という特性があります。
高い場所なので無理に見ようとせず、気になったら業者へ相談する方が安全です。
3.樋(とい)の流れ確認
落ち葉や汚れが溜まっていると、霧で湿った汚れが固まり、詰まりの原因に。
雨の日に水があふれていないか、軽く見るだけで十分です。
4.カーポートやテラス屋根の掃除
透明タイプの屋根は、霧の影響で“くもりガラス”のようになりやすい時期です。
軽く水洗いするだけで光が入りやすくなり、車庫まわりが一気に明るくなります。
5.雨漏れチェックは霧の季節が最適
普段は出ない水分がじわっと入り込むことで、小さな雨漏れが現れやすい時期です。
天井のシミやサッシまわりの湿りがないか、軽く確認してみてください。
◇まとめ◇
霧が多いのは亀岡・南丹ならではの魅力でもありますが、
家にとっては湿気が溜まりやすくなる時期。

外壁・屋根・樋・カーポートなど、
少しだけ気を配るだけでトラブルを未然に防げます。
「なんとなく気になるな…」ということがあれば、
いつでも相談できる地域のプロが身近にいます。

安心して長く暮らせる住まいづくりを、
これからも応援しています。

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