霧が多いこの地域だからこそ知っておきたい、外壁のお話★
朝晩の気温差が大きくなる季節、この地域では“霧”が発生しやすくなります。
白いもやに包まれた幻想的な光景になる一方で、建物の外壁や屋根には意外と大きな影響を与えることがあります。
■ 霧が多い地域で起こりやすい外壁トラブル
① 外壁が常に湿りやすくなる
霧が多いと、外壁表面に細かな水滴がつきやすく、乾きにくい状態が続きます。
この“湿りっぱなし”が、塗膜の劣化を早める原因になります。
② カビ・コケの繁殖が進みやすい
特に北面・日陰部分は、水分が残りやすく、カビやコケが発生しやすくなります。
黒ずみ・緑の汚れが出てきたら、早めの点検がおすすめです。
③ チョーキングの進行が早まることも
湿気が溜まる → 日中に乾く → 再び湿る…
この繰り返しで塗膜が弱くなり、手に白い粉がつく“チョーキング現象”が出やすくなります。
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■ 霧が多い地域で役立つ外壁の予防対策
● 防カビ・防藻に強い塗料を選ぶ
霧・湿気に強い高耐久塗料を選ぶことで、カビ・コケの発生を抑えることができます。
● 定期的な洗浄・メンテナンス
高圧洗浄までは不要でも、ホースで軽く流すだけでも表面の汚れを落とせます。
● “乾きにくい面”をチェックする
北側・植木の裏側・建物の角は湿気が残りやすいです。
この部分だけでも年1回の点検をおすすめします。
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■ まとめ
霧の多い地域は湿度が高く、外壁の劣化スピードが速くなることがあります。
「最近カビが増えた?」「外壁の色がくすんできた?」と感じたら、
早めの点検が建物を長持ちさせる一番のポイントです。
冬本番の前に、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。




















