親方ブログを配信することにしました!!
皆さん、こんにちわ♪
株式会社京・塗・屋の親方林田です。
最近、戸建て住宅の現場を見に行かせていただいて外壁・屋根・防水などで「嘘だろ~!!!」というような光景をよく目にします。
お客様が知らずのうちに、とんでもないような工事をされてお困りの方がたくさんいてます。(そういったお問い合わせも多いです)
なので私、親方が少しでも皆さんの情報や工事のお役に立てるように、少しづつではありますが
当社のこだわりと、追及を発信していきたいと思います。
私、林田と株式会社京・塗・屋は、本物の技術・情報・サービスを追求しております。
新しい商品や、新しい技術、新しいサービスもたくさん出てくる時代ですが、厳選してより良いもの、より良いサービスをお客様へご提供できるように
全力で頑張らせていただきます。
今回は、モルタル壁(ラスカット・ラス網下地の壁)の下地補修について説明いたします。
間違えてはいけないのが、モルタル壁とコンクリート壁は違うということです。(補修方法も異なります)
コンクリート壁は(RC鉄筋コンクリート造)のこと、ここではモルタル壁をご紹介します。
外壁塗装は下地補修をキッチリしないと、間違いなく2年~5年程度(早ければ1年)で、クラックや欠損などの不具合が生じます。
塗り替え直後は、きれいな仕上がりでわからないのですが、外壁塗装の恐ろしいところは
年月が経ってから、施工の不具合が生じてきます。(塗装したばっかりの時はわかりにくいです)
当社では、何件も施工させていただいている現場で1年点検(アフターメンテナンス)を繰り返しすることで下地補修も工夫して
改善に改善を重ねて、このような補修方法となりました。
参考にして下さいね!
今回のテーマ〈モルタル壁の下地補修〉
①【打診調査・診断】
↑まずは、打診棒やクラックスケールを使用して、打診調査・マーキング(調査内容を、外壁に印をつける)をします。
②【外壁クラック補修0.5mm未満】は、このような補修を施工します。
*微弾性フィラー刷り込み
*1成分NB変成シリコン刷り込み
*クラック補修材AD刷り込み
*カチオンフィラー刷り込み
↑このようにひび割れ(クラック)に刷り込むようにして塗り付けていきます。
③【外壁クラック補修0.5mm以上】は、このような補修を施工します。
*Uカット+プライマー+UカットONE+プライマー+Kモルタル充填
という順に施工していきます。
↑ひび割れ(クラック)がひどい場合は、このように切り込みを入れて十分に専用シーリング材を充填できるように
施工していきます。
④【塗膜浮き補修】は、このような補修を施工します。
*不良塗膜除去+カチオンフィラーしごき2回+刷毛引き
↑不良部を除去したうえで、平滑処理をします。
下地によっては、水性カチオンシーラーなどの接着剤を使用して接着強化をします。
⑤【欠損部補修】
*不良部撤去+ユニエポ+Kモルタル充填+形成
↑このようにエポキシ系モルタルを使用して下地の強化と、補修跡が目立たないようにするために
形成していきます。
ご紹介したように、下地補修は手間がかかりとても工程も多く大変な作業になります。
しかしながら、この作業が一番大切な作業になり、いくら良い塗料を塗っても下地が
しっかりとしていないと無駄になります。
塗り替えをお考えの皆様や、塗り替え後に不具合が発生してお困りの皆様!
参考までに、見ていただければ幸いです。
質問などございましたら、お気軽にご連絡くださいませ!!
それではまた、配信していきたいと思います。
次のテーマ〈外壁の下塗り材について〉
- 投稿日: 2022年11月6日
- カテゴリ:未分類