親方ブログ第2弾
皆さん、こんにちわ♪
親方の林田です。
今日のテーマは〈外壁の下塗り材について〉
お伝えしていきます。
おそらく一般のお客様には外壁塗装材の下塗りの種類など、理解できない方のほうが
多いと思いますので、簡単ではありますがご説明させていただきます。
外壁の下塗り材は、下地の素材や状態によって使い分けます。
まず外壁モルタル壁の場合は、微弾性フィラーや弾性フィラーなどの種類があります。
塗り替え工事の場合は、下塗材フィラーの中でも微弾性フィラーを使用するのが一般的です。
ただし、下地によって微弾性フィラーにもウールローラー塗り(薄塗り)と砂骨ローラー塗り(厚塗り)とで使い分けます。
↑ウールローラー
↑砂骨ローラー
上記がローラーの種類です。
↑吹付タイル
↑吹付リシン
上記の吹付タイル、吹付リシンなどは砂骨ローラー塗り(厚塗り)の仕様で施工します。
よく見かけるのが、改修工事(塗り替え工事)でウールローラーを使用して施工しているケースです。
薄塗りと厚塗りでは約2倍程度の塗布量の差がありますしウールローラー(薄塗り)で施工しますと
施工後のクラック(ひび割れ)が発生しやすくなりますので
当社では砂骨ローラー塗り(厚塗り)を推奨しています。
↑吹付スタッコ
上記の吹付スタッコのような壁面には、ウールローラー塗り(薄塗り)を推奨しています。
↑ピンホール
一度にこのような凹凸面に微弾性フィラーを厚塗りするとピンホールが発生しますので
ピンホールが出ないようにウールローラー(薄塗り)で塗布していきます。
表層の骨材が手で触れてポロポロ落ちる場合は、塗膜の膨れや、剥離の原因になりますので
水性2液シーラーや水性カチオンシーラーなどで接着をよくします。
↑石調吹付
↑掻き落とし壁
上記の石調吹付壁や掻き落とし壁は、水性2液シーラーや水性カチオンシーラーを
塗布してからの微弾性フィラーを塗布しますので、合計4回塗りの施工になる場合もあります。
ここでも石調吹付の場合は、ウールローラー(薄塗り)で施工して、掻き落とし壁は
状態や場合によっては砂骨ローラー(厚塗り)で施工しいきます。
このように一般的なものをかるくご紹介させていただきましたが
他にも塗装仕様や内容によって下塗り材を変えたり、工夫しています。
ながくなるので、本日はここまでとさせていただき
次回に下塗り材の続編をご紹介させていただきます。
株式会社京・塗・屋は少しでも皆様のお役に立てるように
京・塗・屋(きょうとや)のこだわりをこれからも発信させていただきますので
皆さん見てくださいね♪
次回のテーマ〈外壁サイディングの下塗り材について〉
- 投稿日: 2022年11月13日
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