親方ブログ第5弾 テーマ〈シーリングの施工〉
皆さん、こんにちわ♪
親方の林田です。
今日のテーマは〈シーリングの施工〉について
お伝えしていきます。
サイディング目地やタイル目地やALCなど、様々な外壁住宅建材で
シーリング材が使用されております。
シーリング材は、劣化が早いので改修工事では特に注意が必要な部位になります。
当店では、このシーリングの改修にもこだわりをもち、職人への徹底した教育の中で
施工をしております。
①【2面接着を徹底】
三面接着ではシーリングが自由に動けなくなり
建物のかすかな動きや揺れ、建物にかかる力を干渉したりする役割ができなくなるからです。
目地に十分な厚みがある場合はバックアップを使用し、目地が浅い場合はボンドブレーカーを使用します。
②【マスキングテープ(養生)】
壁質に合ったテープを選び、シーリング材が余分な所に付着しないように貼り付けします。
③【プライマー】
シーリングを打設する部分に錆やホコリ等きちんと清掃し、シーリング材が接着するプライマーを塗り残しなく規定量を塗布します。
④【シーリング材充填】
外壁に合ったシーリング材を選び、
コーキングガンのノズルのサイズや形を選択し目地内に気泡が入らないように充填する。
⑤【ヘラ押さえ・仕上げ】
充填したシーリング材を長年培ってきた経験を生かし自家製のヘラで押さえ、圧着します。
力の入れ加減、押さえるヘラの角度で仕上げ状態が変わってきますので綺麗に仕上げる為には下積みが必要です!
⑥【マスキングテープめくり(養生バラシ)】
シーリング材が乾ききる前にマスキングテープを剥がします。ヒゲが出ないように、テープを剥がすにも技術が必要です!
シーリングによって建物の寿命に大きく影響してきます。シーリング工事の使用材料、施工手順をしっかり守り建物の隙間から雨水の侵入を防ぎます。常に太陽の紫外線の影響を受ける為約5年経過すると、ひび割れ、肉やせ、剥離などの劣化が始まります。施工後のアフターメンテナンスを定期的に行い状態をチェックし、正常に機能を果たしているかを確認します
雨天や低温の日には適していない為、無理に施工すると性能低下に繋がったりしますので着工前打ち合わせ、前日の天気を気にしながら施工にかかります。シーリングは水の侵入防止だけではなく振動の衝撃緩和など建物のひび割れ等の予防にもなってますのでとても大事な職種の1つです。
以上、当店での〈シーリングの施工〉をご説明させていただきましたが
お役に立ちましたでしょうか?
もしわからなければ、お気軽にお問い合わせくださいね♪
今日はここまでとさせていただきますが、まだまだ当社のこだわりと追及を
アップしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!
次回は〈シーリング材料の種類〉について
簡単に説明させていただきます。
株式会社京・塗・屋は少しでも皆様のお役にたてるように
京・塗・屋(きょうとや)のこだわりをこれからも発信させていただきますので
皆さん見てくださいね♪
- 投稿日: 2022年12月18日
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